Date: Sun, 14 Jan 2001 12:48:46 +0900
From: gbb60166@gmail.com
Subject: [N-Calc:60] 五訂成分表対応版テスト依頼
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gbb60166@gmail.com です。

学校給食栄養計算ソフト N-Calc テスト版 Ver.2.7182β
N-Calc テスト版 Ver.2.00β21(三食対応版) がリリースされました。
共に五訂成分表版です。

テスト版なので N-Calc のホームページのみでの公開です。
バグ報告待っています。

■ 公開場所は

-公開済み-
・http://

■ 変更箇所は

2001/1/14     Ver.2.7182β
・「五訂日本食品標準成分表」に対応した
・栄養成分推移のグラフで,マウスの矢印でグラフをポイントすると値が
 表示されるようにした

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PGP fingerprint: 87 D7 9E 6F 40 F7 3E C7  46 23 26 D5 5D F6 CC DF

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Date: Mon, 07 May 2001 09:11:42 +0900
From: gbb60166@gmail.com
Subject: [N-Calc:61] N-Calc Ver.2.7182 Release
--------
gbb60166@gmail.com です。

学校給食栄養計算ソフト N-Calc Ver.2.7182 がリリースされました。
バグ報告待っています。

■ 公開場所は

-公開済み-
・http://

-近日(7~10日後)公開予定(アップロード済み)-
・http://www.vector.co.jp/

■ 変更箇所は

2001/5/7     Ver.2.7182
・データインポートしたときに「製麺店」が消えてしまっていたため,
 成分表編集エディタで編集中にエラーで動かなくなるバグを修正

2001/4/17
・開発用パソコン(Windows2000)での動作がおかしくなったので(別の
 パソコンでは正しく動作する)すべてのシートを新規のワークブックに
 コピー&ペーストして,印刷設定をし直して,コードもすべてエクス
 ポート&インポートし直した。
 そのため,以前の設定が継承されていない箇所があるかも知れません。
 お気づきの点があれば報告下さい。


P.S. 先日週報の記入要項を見たのですが,佐賀県で配布されたものは
   従来の週報(様式1)の左端に「取って付けた」ような「食品コード」
   を記入する欄が設けてありました。他県ではどうなのでしょうか?。
    週報の記入要項を,私の所まで郵送してもらえると参考になるので
   ありがたいです(もしくは画像ファイルとして添付して
    に送信して下さい)。


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From: "Ayumi Sakuma"
Subject: [N-Calc:62] 週報記入要領
Date: Tue, 8 May 2001 23:36:20 +0900
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千葉の佐久間あゆみです。

千葉県でも週報の記入要項には, 従来の週報(様式1)の左端に「取って付けた」よ
うな「食品コード」を記入する欄が設けてあります。
記入することになったのは,昨年からのようですが。
(昨年は「取って付けた」欄も設けられていなかったので,枠外に記入していまし
た。)
N-Calcのおかげで,週報記入作業はずいぶん軽減されたのですが,食品コードをい
ちいち調べて記入することに骨が折れましたネ。

ちなみに千葉県ではビタミンA効力(IU)については,レチノールとカロテンに分
けてそれぞれの食品ごとにIU換算して記入し(IUの記入欄を二つに区切る),最
後に合計を出すことになった様です。
今日その通知が来たので,まだ動揺がおさまらず,換算の計算式などは詳しくみてい
ないのですが・・。(@_@)

それにしても,個々の食品のビタミンAの部分に関してだけは,こつこつ拾い上げて
計算するしかないようで,今から途方に暮れています。
他県も,同じようになっているのでしょうか?

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Date: Wed, 09 May 2001 10:22:31 +0900
From: gbb60166@gmail.com
Subject: [N-Calc:63] Re: 週報記入要領
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gbb60166@gmail.com です。

佐久間あゆみさん[N-Calc:62]
> 千葉県でも週報の記入要項には, 従来の週報(様式1)の左端に「取って付けた」よ
> うな「食品コード」を記入する欄が設けてあります。
> 記入することになったのは,昨年からのようですが。
> (昨年は「取って付けた」欄も設けられていなかったので,枠外に記入していまし
> た。)
> N-Calcのおかげで,週報記入作業はずいぶん軽減されたのですが,食品コードをい
> ちいち調べて記入することに骨が折れましたネ。

あ,やっぱり千葉県でもそうですか。あまりに「取って付けた」ようで
あったので佐賀県だけかと思って質問したのでした。

全国的なものならば N-Calc でも対応しましょう。(今回の週報には
間に合わないと思いますが…)

> ちなみに千葉県ではビタミンA効力(IU)については,レチノールとカロテンに分
> けてそれぞれの食品ごとにIU換算して記入し(IUの記入欄を二つに区切る),最
> 後に合計を出すことになった様です。
> 今日その通知が来たので,まだ動揺がおさまらず,換算の計算式などは詳しくみてい
> ないのですが・・。(@_@)

佐賀県で配布されたものでは
=============================================================================
ビタミンA効力(I.U.)は下記のとおりとする。
レチノールだけの場合     レチノール÷0.3=ビタミンA効力(I.U.)…(1)(左欄)
カロテンの場合        カロテン÷1.8=ビタミンA効力(I.U.)…(2)(右欄)
レチノールとカロテンの場合  (1)+(2)とする(合計)
算定値の少数第一位を四捨五入する。
=============================================================================
と書いてあります。


ビタミンAに関しては五訂成分表の前文に書かれているように,今後は
「レチノール当量」を使う方向です。ここで「レチノール当量」は
「レチノール」と「カロテン」の両方を考慮した値です。

「ビタミンA効力」と「レチノール当量」の間には換算式があります。
これは女子栄養大学が出版している「四訂成分表」などの末尾の方に
ある「五次(六次)日本人の栄養所要量(ビタミン)」書かれている
のですが

   1 IU_a = 0.3μgRE

となっています。ここで IU_a はビタミンA効力,μgRE は
レチノール当量です。

ビタミンA効力には主に二つの表し方(IU_a と IU_c)があって,
四訂日本食品標準成分表で使われているのは IU_a であると明記
されています。「五次日本人の栄養所要量(ビタミン)より」

ですから高校生のビタミンA効力の基準値(950IU)は,
レチノール当量(285μgRE)にするのが一番妥当です。五訂成分表を使う
なら「レチノール」や「カロテン」から「IU」を計算するのは全くの
ナンセンスです。(いまだに「なお,外税消費税額欄は,外税購入金額に
3%を乗じた金額を記入すること。」なんて書いてあるナンセンスな
文部科学省のやることですから仕方がないという気もしますが…)

一応 N-Calc 五訂表版では「ビタミンA効力」と「レチノール当量」どちら
でも週報が作れるようになっています。

週報を「ビタミンA効力」で N-Calc で作成して提出しても問題は無いと
思います。



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From: "Ayumi Sakuma"
Subject: [N-Calc:64] レチノール
Date: Wed, 9 May 2001 22:36:48 +0900
--------
佐久間あゆみです。

> 佐賀県で配布されたものでは
>
============================================================================
=
> ビタミンA効力(I.U.)は下記のとおりとする。
> レチノールだけの場合     レチノール÷0.3=ビタミンA効力(I.U.)…(1)(左
欄)
> カロテンの場合        カロテン÷1.8=ビタミンA効力(I.U.)…(2)(右
欄)
> レチノールとカロテンの場合  (1)+(2)とする(合計)
> 算定値の少数第一位を四捨五入する。
>
============================================================================
=
> と書いてあります。

千葉県も同じです。
しかし,私は「(1)左欄,(2)右欄」というのが引っかかているのです。
「最後には合計しても,個々の食品においてはレチノールとカロテンを左と右に分け
ろ!」という意味なのでしょうかね。
県の担当者に聞いてみようかとも思ったけれど,「分けろ!」と言われて分けないわ
けにもいかないので,知らないふりして,このままN-Calcの「ビタミンA効力」の方
で週報をつくっちゃおうかな・・なんて考えてしまっています。


>五訂成分表を使う
> なら「レチノール」や「カロテン」から「IU」を計算するのは全くの
> ナンセンスです。

同感!!
>
> 一応 N-Calc 五訂表版では「ビタミンA効力」と「レチノール当量」どちら
> でも週報が作れるようになっています。
>
> 週報を「ビタミンA効力」で N-Calc で作成して提出しても問題は無いと
> 思います。

・・だといいんですけど。 ・・がんばります。
と,その前にN-Calcを五訂版に書き換えなければ・・。
まずは,それがうまくいくかが心配です。(^^;)

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Date: Mon, 14 May 2001 07:37:51 +0900
From: gbb60166@gmail.com
Subject: [N-Calc:65] 週報の記入の仕方
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gbb60166@gmail.com です。

昨日「4月末に行われた、県の栄養士研修会で週報の記入要項の伝達を
受けてきた」という方からメールをもらいました。それによると

(1)「レチノール当量」は使用しない。

(2)「ビタミンA(IU)」の欄を真ん中で分けて,

=====================================================================
ビタミンA効力(I.U.)は下記のとおりとする。
レチノールだけの場合 レチノール÷0.3=ビタミンA効力(I.U.)…(1)(左欄)
カロテンの場合    カロテン÷1.8=ビタミンA効力(I.U.)…(2)(右欄)
レチノールと
   カロテンの場合 (1)+(2)とする(合計)
算定値の少数第一位を四捨五入する。
=====================================================================

にしたがって,「左にレチノール」「右にカロテン」を記入し,

(3)一番下の「計」の欄には「(1)+(2)」を記入する

と言うことだそうです。


■ 五訂成分表の前文(本文)にも今後は「レチノール当量」を使用すると
  書いてあるのに,どう考えてもナンセンスだと思う…。

  無視して提出してみてはどうでしょうか…。


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Date: Mon, 14 May 2001 10:31:15 +0900
From: Setsuko Yukimasa
Subject: [N-Calc:66] Re: 週報の記入の仕方
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gbb60166@gmail.com さん、こんにちは。Setsuko です。

        Mon, 14 May 2001 07:37:51 +0900 の
        [N-Calc:65] 週報の記入の仕方
        に関するメールにお答えします。


>   無視して提出してみてはどうでしょうか…。
はい、無視して提出します。
と、私以外の人もそういっています。
すでに、五訂のNcalcを使っている人は、せっかくIUでの週報形式まで作って
いただいたのにそれを活用しないのはもったいないと思っています
> 
> 
> -----------------------------------------------------------------
> PGP fingerprint: 87 D7 9E 6F 40 F7 3E C7  46 23 26 D5 5D F6 CC DF
> 


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行正節子(Setsuko Yukimasa)    Email

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Date: Tue, 15 May 2001 14:18:33 +0900
From: gbb60166@gmail.com
Subject: [N-Calc:67] カロテン÷1.8
--------
gbb60166@gmail.com です。

少し「ビタミンA効力」と「レチノール」「カロテン(カロチン)」に
ついて調べたので,送信しておきます。(週報にカロテン÷1.8と
書いてある根拠が分からなかった)

■ 四訂日本食品標準成分表(本表)の説明,ビタミンA効力より

すなわち,乳類についてはμg表示のカロチン量を0.6で除して得た値を
そのままビタミンA効力値(IU)とし,乳類(バターを含む。)を除く
各食品群についてはμg表示のカロチン量を0.6で除して得た値の1/3が
生物学的効力であるとして,μg表示したカロチン量を1.8 (0.6×3)で
除して得た値をビタミンA効力を示す値(IU)とした。

と書かれています。さらにこの一文のすぐ前に

FAO/WHOは「すべての食品の生物学的効力は1/3とする」

としているのに対して,

英国保健社会保障省は「乳類の生物学的効力は1とし,それ以外の食品の
生物学的効力は1/3とする」

と書かれています。四訂成分表は英国保健社会保障省の流儀に従っている
ようですね。

■ 第六次改訂日本人の栄養所要量より

   1 IU_a = 0.3 μgレチノール
       = 0.3 μgRE

と書かれています。やっぱり高校生のビタミンAの基準値(950IU)は
950(IU)×0.3=285μgREにするのが妥当だと考えます。

どうせ週報記入要項を作成したのは,栄養に関して詳しくも無い
文科省の役人ではないのでしょうか…


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From: "Ayumi Sakuma"
Subject: [N-Calc:68] 購入量と金額
Date: Mon, 21 May 2001 22:42:59 +0900
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千葉の佐久間あゆみです。

以前から「?」と思っていたことなのですが,
週報で算出された一人当たりの金額(個々の食品の)は,一人当たりの使用量の金額
で,廃棄率を考慮した購入量に対する金額にはなっていないですよね。

野菜などは,一人当たりにしてしまうと使用量の金額も購入量の金額もそんなに違わ
ないかなとも思うのですが,廃棄率の多い果物などは,金額にかなりの誤差が出てく
るのではないでしょうか。

たとえば, 
  一人当たり純使用量100gのバナナを購入したとすると・・

40%の廃棄率を考慮すると購入量は一人166gになるので,実際には金額入力エ
ディタでは,166g×人数の金額を入力していることになる。
でも,100gあたりの金額に換算されて,使用量の金額が週報に入るので,実際購
入した金額(166g当たり)ではなく,安い金額(使用量の100gの金額)に
なってしまう。

・・・のではないか・・と思うのですが。

今回の週報でも,デザートに付けた果物が全て実際よりも安い金額で出ているので
ちょっと気になりました。
 (目立つのはデザートの果物だけなので,手書きで書き直せば良いことだし,そも
そも,週報で金額を正確に計算することにどの程度意味があるのかも疑問ですが。)
  
でも,もしかして,私のN-Calcが変?

みなさんはそんな風にはなりませんか?

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Date: Wed, 23 May 2001 09:06:17 +0900
From: gbb60166@gmail.com
Subject: [N-Calc:69] Re: 購入量と金額
--------
gbb60166@gmail.com です。

佐久間あゆみさん[N-Calc:68]
> たとえば, 
>   一人当たり純使用量100gのバナナを購入したとすると・・
> 
> 40%の廃棄率を考慮すると購入量は一人166gになるので,実際には金額入力エ
> ディタでは,166g×人数の金額を入力していることになる。
> でも,100gあたりの金額に換算されて,使用量の金額が週報に入るので,実際購
> 入した金額(166g当たり)ではなく,安い金額(使用量の100gの金額)に
> なってしまう。

全くそのとおりです。最初に N-Calc を設計したときに行正さんにも
尋ねた覚えがあるのですが,廃棄率と一人分の金額をどう扱えば良いのか
良く理解しないままに適当に作った覚えがあります。

さっき冷静に検討したのですが,「一人分の金額」を算出するときも
「廃棄率」を考慮する必要がありますね。

具体的に言うと「金額」シートの「セルI4」を
「=IF(E4="","",ROUND(F4*G4/10,2))」に書き直せば OK のはずです。
(「I5」から「I48」も同様に書き直して下さい)

>  (目立つのはデザートの果物だけなので,手書きで書き直せば良いことだし,そも
> そも,週報で金額を正確に計算することにどの程度意味があるのかも疑問ですが。)

そのとおりではありますね。購入してきた食材の食品成分値が「五訂成分表」
通りであるとは思えないし,下ごしらえの段階での「廃棄率」が「五訂成分表」
と一致することも希でしょうから…。

> でも,もしかして,私のN-Calcが変?

よっぽどのことがない限り,ある人の N-Calc だけが変になることは
ありません。ある人が N-Calc のおかしなところを発見したのであれば,
全国の人の N-Calc もおかしなはずです。

近々(出来れば今週中)改正版をリリースします。


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