学校情報化の落とし穴 Vol.8
■ 宛先を間違えたメール送信
高校で生徒指導を担当しているT先生,今年度の退学者の氏名や理由をまとめ集計する作業をようやく終えた。あとは提出するだけ。最近は郵送費を削減し県での集計をしやすくするためにメールで回答する必要がある場合が多くなってきており,今回も回答はメールでということだった。メールを作成して,まとめたファイルを添付して送信した。
翌日,知らない人から間違いメールが送られて来たとの連絡がメールで送られてきた。昨日メールを送信するときにメールアドレスを間違って別の所に送信してしまったため,退学者の個人情報が漏洩してしまったのだ。
■ 教訓その8
送信してしまったメールは取り消すことができない
メールアドレスとメールの内容は十分に確認して送信しよう。
JNSAがメールアドレスリストを流出、セキュリティセミナー参加者110件分(2006年3月17日)
村上春樹シンポジウムの非当選者メールアドレス268名分をTO欄に記載(2006年3月17日)
コイデカメラ、サービスの案内メール本文に16,280件のアドレスを誤記載(2005年12月27日)
同報配信で漏洩したアドレスにフィッシングメールが送信される~JNS(2005年12月12日)
総務省、入力ミスでカンファレンス参加申込者のアドレスを誤送信(2005年10月21日)
住友生命、メール誤送信により学生の個人情報を流出(PDF)
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