2001年2月27日
古典・漢文の入力において「読みのわからない文字」や「探しても見つからない文字」をどうするかは重要な問題である。そこで私がセンター試験や
九州大学二次試験問題(2001年2月25日実施)のアーカイブ(kyudai2001.zip, 102K bytes)もちろん pLaTeX2εが必要
を入力するしたときの手順について解説する。
以前はよく Hyper Dictionary を使用していた。IBM Aptiva 770 を購入したときに付属していたものである。
以前は ATOK11 しか持っていなかったので,わからない文字の手書き入力が出来ず,よく Hyper Dictionary のお世話になった。IME97 には手書き入力があるのは知っていたが,使ってはいなかった。
先日インターネットで「一太郎11」を買った。インターネットディスク 80MB 付きである。当然今は(2001年2月)ATOK14 である。ATOK14 には「手書き文字入力」がある。ずいぶんと便利になった。
IME97/98/2000 でも「IMEパッド」が用意されている。
しかし,手書き文字入力でも Windows に実装されていない文字までは検索できない。
九州大学二次試験問題を入力するときには使わなかったが,手書き文字入力でも見つからない文字は「今昔文字鏡」を使う。個人利用に限っては無料で使用できるので,何かのときには便利である。学校で何本か購入すると良いであろう。