乙文殊宮(佐賀市大和町)

2020年5月

乙文殊宮の入り口
佐賀市大和町の官人橋(赤い鉄橋)そばの263号線沿いの乙文殊宮入り口
乙文殊宮の説明板
 乙文殊宮おつもんじゅぐう文殊菩薩もんじゅぼさつを本尊とする神社で、地元では「もいっさん」と呼ばれ親しまれています。
 文殊菩薩は、諸仏の知恵をつかさどる仏様で、「文殊の知恵」とも言われるように、学業成就に霊験があると信じられ、受験・就職の合格祈願の参拝者が多く訪れます。
 乙文殊宮の下宮から約五百メートル登ったところにある上宮は、別名「落書堂らくがきどう」とも呼ばれており、建物の内外にたくさんの合格祈願が書かれていることで有名です。
 江戸期の寛文五年(一六五五)に、佐賀藩士大木惣右衛門おおきそうえもんが二代藩主鍋島光茂なべしまみつしげの命を受けて編纂した『肥前古跡縁起』には「(河上大明神の)御神殿の東に乙大明神有り。本地文殊菩薩埵ぼさったの山にして、御身神体は四方二丈ばかり成大石、淀姫の乙の御妹」であると書かれています。
令和元年9月
佐賀市教育委員会
鳥居
道路沿いからすぐの所にある鳥居
お地蔵様
お地蔵様
乙文殊宮下宮
道路から80 mほどにある乙文殊宮下宮から15分ほど登ると上宮(落書き堂)に着きます。高低差があるので上宮まで登るのは結構きついです。
登山道
登山道、運動靴で登った方がよいだろう
壊れている箇所あり
壊れている箇所あり
乙文殊宮上宮(落書き堂)
乙文殊宮上宮(落書き堂)
乙文殊宮上宮(落書き堂)
乙文殊宮上宮(落書き堂)
落書き堂の内部
落書き堂の内部、マーカーやマジックペンが30本くらい置かれているがペンキを持参する人もいるようだ
落書き堂の内部
落書き堂の内部
落書き堂の内部
落書き堂の内部
落書き堂の内部
落書き堂の内部
巨石
お堂の後ろや登山道には巨石が多くあります
川上石丁場跡
川上石丁場跡の説明板
水道
説明板のそばに水道があったが水は出ない
フェンスの向こうは十可苑という有料庭園
フェンスの向こうは十可苑という有料庭園
現在は無人
下宮の隣りにある建物は「真言宗御室派 文殊院」(2021年2月に再訪して確認した)の看板があり無人だった。以前は人が住んでいたようだ

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