かけ算九九「九の段」を指で答える方法

2008年2月10日 メールはこのアドレスへお願いします

以前小学校の先生に「(小学生に)かけ算九九の九の段とか覚えてもらうの難しいですよね」と言われたとき,指を使って答えを出す方法を教えてあげたらとても感心していた。知っている人は知っていると思うが,知らない人もいるようなので児童の指導に役立てばと思ってここに書いておく。

電子黒板用説明資料

同上「あんずもじ」使用

同上「あんずもじ」を太文字加工

9×1=9

9×1のときは、左から番目の指を折ると,折った指の右側が本となるので
9×
9×2=18

9×2のときは、左から番目の指を折ると,折った指の左側に本,右側が本となるので
9×


9×3=27

9×3のときは、左から番目の指を折ると,折った指の左側に本,右側が本となるので
9×
9×4=36

9×4のときは、左から番目の指を折ると,折った指の左側に本,右側が本となるので
9×

9×5=45

9×5のときは、左から番目の指を折ると,折った指の左側に本,右側が本となるので
9×
9×6=54

9×6のときは、左から番目の指を折ると,折った指の左側に本,右側が本となるので
9×

9×7=63

9×7のときは、左から番目の指を折ると,折った指の左側に本,右側が本となるので
9×
9×8=72

9×8のときは、左から番目の指を折ると,折った指の左側に本,右側が本となるので
9×

9×9=81

9×9のときは、左から番目の指を折ると,折った指の左側に本,右側が本となるので
9×

十進数の世界では「九」は特別な性質を持ちます。計算間違いをしていないかチェックする「九去法」が利用できるのも普段我々が十進数の世界で生きているからです。

一般的に n 進数の世界では n-1 という数字は特別な性質を持つようです。

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