毎年11月4日 10:30~16:30

2003年11月初稿 メールはこのアドレスへお願いします

 通常は曳山展示場に展示されている曳山だが,11月3日の夕方に巡行が終わると各町内に年に一度の里帰りをする。そのため11月3日の夕方から11月4日の朝には各町内に曳山が置いてあるので,曳山の里帰りの様子を見ることができる。

専用シートをかぶった赤獅子

専用シートをかぶった赤獅子
仮設やぐらに格納された飛龍

仮設やぐらに格納された飛龍
京町アーケード内に置かれた珠取獅子

京町アーケード内に置かれた珠取獅子
シートにくるまれた七宝丸

シートにくるまれた七宝丸
しっぽのロックが外れている鯛

しっぽのロックが外れている鯛


■ 町廻り

赤獅子

一番曳山「赤獅子あかじし」,刀町,1819年作,細工人「石崎嘉兵衛・大木小助」,塗師「川添武右衛門」,晴天,パターン測光,F5.0,1/640秒
青獅子

二番曳山「青獅子あおじし」,中町,1824年9月作,細工人「辻利吉」,晴天,パターン測光,F4.8,1/640秒
亀と浦島太郎

三番曳山「亀と浦島太郎かめとうらしまたろう」,材木町,1841年9月作,細工人「須賀仲三郎」,晴天,パターン測光,F5.0,1/640秒
源義経の兜

四番曳山「源義経の兜みなもとよしつねのかぶと」,呉服町,1844年9月作,細工人「石崎八右衛門」,塗師「脇山夘太郎」,晴天,パターン測光,F5.0,1/640秒
鯛

五番曳山「たい」,魚屋町,1845年9月作,細工人「不明」,晴天,パターン測光,F4.8,1/640秒
鳳凰丸

六番曳山「鳳凰丸ほうおうまる」,大石町,1846年作,細工人「永田勇吉」,塗師「小川次郎兵衛」,晴天,パターン測光,F5.6,1/640秒
飛龍

七番曳山「飛龍ひりゅう」,新町,1846年9月作,細工人「中里守衛重広」,塗師「中島良吉春近」,晴天,パターン測光,F5.0,1/640秒
金獅子

八番曳山「金獅子きんじし」,本町,1847年8月作,細工人「不明」,塗師「原口勘二郎」,晴天,パターン測光,F5.0,1/640秒
武田信玄の兜

九番曳山「武田信玄の兜たけだしんげんのかぶと」,木綿町きわたまち,1864年9月作,細工人「近藤藤兵衛」,塗師「畑重兵衛」,晴天,パターン測光,F5.0,1/640秒
上杉謙信の兜

十番曳山「上杉謙信の兜うえすぎけんしんのかぶと」,平野町,1869年8月作,細工人「富野武蔵」,塗師「須賀仲三郎」,晴天,パターン測光,F4.8,1/640秒
酒呑童子と源頼光の兜

十一番曳山「酒呑童子と源頼光の兜しゅてんどうじとみなもとらいこうのかぶと」,米屋町,1869年9月作,細工人「吉村藤右衛門」,塗師「仝人」,晴天,パターン測光,F4.8,1/640秒
珠取獅子

十二番曳山「珠取獅子たまとりじし」,京町,1875年10月作,細工人「富野淇淵」(淵から「―」を取り去った字),塗師「大木夘兵衛」,晴天,パターン測光,F4.8,1/640秒
鯱

十三番曳山「しゃち」,水主町かこまち,1876年11月作,細工人「富野淇淵」(淵から「―」を取り去った字),塗師「川崎峰治」,晴天,パターン測光,F5.0,1/640秒
七宝丸

十四番曳山「七宝丸しちほうまる」,江川町,1876年10月作,細工人「宮崎和助」,塗師「須賀仲三郎」,晴天,パターン測光,F4.8,1/640秒

 曳山展示場で見た作成年月から想像すると「七宝丸は1876年10月作だが奉納は鯱の後になってしまった」「鯱は1876年11月作だが奉納は七宝丸より先だった」ということではないでしょうか?(これは メールはこのアドレスへお願いします の全くの想像です。詳しいことをご存じの方は連絡下さい)

 もう少し解像度が高い画像が欲しい方は 2003年版 もしくは 2004年版 もしくは 2005年版 もしくは 2022年版 へどうぞ。


曳山展示場

 11月4日の夕方には曳山は曳山展示場の中へ帰っていきます(ただし11月5日は掃除のために曳山は屋外に出されます)。来年の出番まで展示され一年間じっと待つのですが,年に数回は行事や虫干しのため屋外に展示されます。このときに見学に来るのもお勧めします。

 フォトグラファーの皆さん,良い写真を撮影して下さい。


■ 唐津くんち資料


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