| 2005年11月11日 |  |
| 2008年3月30日 | YouTube動画を追加 |
| 2008年11月3日 | 夜間係留の花火撮影を追加 |
今年（2005年）で26年目を迎えるインターナショナルな大会で百機前後のバルーンが空に舞う光景は絶好の被写体となる。私が撮影を始めてからは六年目ほどになるが，今までに得た撮影のノウハウを記しておこうと思う。他のフォトグラファーの参考になれば幸いだ。
オフィシャルな情報は 2005 SAGA INTERNATIONAL BALLOON FIESTA や 携帯サイト（i-mode） から得てほしい。
SAGA INTERNATIONAL BALLOON FIESTA 公式サイト
大会は毎年10月下旬から11月上旬に実施される。2005年は11月2日～6日に実施された。撮影には最低でも丸一日，できれば数日はあてたい。バルーンは天候に左右される。雨天はもちろん風や霧でも競技は中止されてしまう。「今日は少し風があるな～」くらいなら中止される可能性大だし，前日に雨が降って河川敷が水浸しのときなども中止になることがある。したがって天気予報をよく見ておくことが肝心だ。でも雨天のときは無理だが，遠方からの観光客も多いので弱風や霧くらいならバルーンの係留（離陸はしない）くらいは行われるだろう。しかしせっかくなら青空に飛び立つバルーンを撮影したいと思うはず。天気予報では晴れとなっていても撮影のときには雲が多く「絵にならないなぁ」となってしまうときもあれば，天気予報では曇りとなっていたが撮影のときには澄み渡る青空になって最高の撮影ができるときもある。だからバルーンの撮影は一種の博打である。前日の天気予報もあまり当てにはならない。都合がつくなら空振り覚悟で出掛けることをお勧めする。
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次に競技のスケジュールである。大会期間中は一日二回7:00～，15:00～競技飛行が行われる。天候が良好なら7:00，15:00に大会本部からパイロットに競技内容の説明が行われる。その後車で河川敷にバルーンを運び込み準備をしてバルーンを膨らませるので実際に空に飛び立つのは7:30，15:30くらいになる。シャッターチャンスは「河川敷から飛び立つ一斉離陸」と「河川敷目指して飛んでくるフライトイン」の二回に大別される。最終日に行われるキークラブレースもフライトインである。しかしどちらの競技になるかは直前に大会本部が決めるので我々にはどうにもできない。川面に映る一斉離陸の撮影をしようと思ってきたのにフライトインになってしまい，車に積まれたバルーンが河川敷から一斉に出て行き始めてがっかりすることも多い。逆に「河川敷から一斉離陸」して再び「河川敷目指して戻ってくるフライトイン」という競技になると一回で二度のシャッターチャンスである。
競技とは別にドラえもんやタコの形をしたバルーン（シェイプドバルーン）の係留「ファンファンカーニバル（バルーンファンタジアと呼ばれる年もある）」や，夜間にバルーンを係留する「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」なども行われる。勘違いしている人も多いので記しておくが「ファンファンカーニバル（バルーンファンタジア）」「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」は係留するだけで基本的に離陸はしない（一部例外はあるが）。特に「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」は絶対に離陸しない。バルーンは有視界飛行なのでバルーンは夜間には飛行できない。これ以外にも各種催しがあるが主なものを書くと次のようになる。
■ 2005年11月2日（水），3日（祝)，4日（金）
■ 2005年11月5日（土）
■ 2005年11月6日（日）
撮影したい内容に合わせて撮影スケジュールを立てて欲しい。2005年の詳細は下記の画像を参考にしてほしい。
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では次に交通手段を紹介しよう。
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